当社では、新築時や改築時の上水道および下水道の引き込み工事と、
宅内の給排水の配管工事を行っております。 給排水の配管は、お客様からは直接見えないところでの作業ですが、大変重要な工事です。
水漏れがあった場合などは、工事完了直後であれば「施工不良」ということが明確ですが、いい加減な工事などで本来の強度が発揮でき
なかった場合には、数ヵ月後に水漏れが、なんてこともあります。また、微量な水漏れがあった場合にはなかなか分からず、気がついた
ときには床下や壁が湿気やカビでボロボロになっていたということもあるようです。
当社では、自社独自で作成した施工マニュアルを守り、配管施工時には水圧テストや漏水テストの実施を行うなど、配管工事
としての品質を高めています(これらの試験は、自社内独自の品質マニュアルに規定されています)。 |
<給水管の配管> |
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・給水管の配管状況
写真に示しているのは、「さや管ヘッダー工法」とよばれている方式です。これまでの塩ビ管による配管より高額となりますが、管の長寿命化が図られ施工性やメンテナンス性が高くなっています。
最近のマンションや1戸建て住宅において、使用されるケースが多くなっています。
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・給水管の耐圧テスト状況
給水管の配管後、0.8〜1.0kN/uの水圧をかけて、水漏れがないかをチェックします。
当社においては、配管後の耐圧テストの実施や、使用する水圧試験機(写真内の機械)の取り扱いについて、自社内の品質マニュアルに規定されており、正確な漏水テストが確実に実施されております。
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<排水管および衛生器具の配管> |
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・排水管の屋外配管状況
写真に示しているのは、屋外の配管と舛(ます)の設置状況です。公共下水が使用できる地域(処理区域)では、その地域の浄化方式により下水配管が異なります。
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・台所の漏水テスト状況
システムキッチンなどの台所みずまわり器具を設置した場合は、漏水テストを行います。
台所の蛇口を全開にしての漏水状況と、シンク(水槽)内を満水にした時の排水による漏水状況を確認します。
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・浴室内の漏水テスト状況
浴槽および浴室のみずまわり器具を設置した場合は、漏水テストを行います。
蛇口を全開にしての漏水状況と、浴槽内を満水にした時の排水による漏水状況を確認します。
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・洗面台の漏水テスト状況
洗面台を設置した場合は、漏水テストを行います。
蛇口を全開にしての漏水状況と、洗面槽内を満水にした時の排水による漏水状況を確認します。
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・トイレの漏水テスト状況
トイレを設置した場合は、漏水テストを行います。
洗浄レバーで数回水を流します。温水洗浄便座を設置した場合は、各操作状況を確認します。
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